北欧に乗っかろうとした私の罪と罰。





外観は漆喰風の白壁、屋根は古びた赤茶色。本校はいわゆる典型的な「カフェっぽい」音楽教室です。夫婦揃って気に入っていますよ、この感じ。

現在ご覧いただいているWebサイトを制作中に、私が2014年辺りから若干感じていた「北欧っぽい」の流行に便乗してブランディングをしていこうと考えた。音楽教室2階のすべてのカーテンがマリメッコだったり、子供が生まれるとどこからともなく「北欧っぽい」アイテムが集まってくる。北欧雑貨もいくつか音楽ホールに置いてある。これだ、と思った。

世界的に見ても北欧のデザインはかなり円熟しており、ということは、シンプルの極みに向かうということなのですが、後期のシュールレアリズム、、的なアレです。単純さの中の複雑性を無意識に探してしまう、アレです。そこに独特の配色パレットを当てはめれば、フィンランドにようこそ!となります。

しかし、我に返ってみればフィンランドはドイツ・オランダに行く時とイタリア・フランスに向かう際にトランジットしただけで「ここらは税金ヤバイなー」とか「ムーミンなー、あんまり興味ないなー」くらいの感想で、あとは「ダンサー・イン・ザ・ダーク」のラース・フォン・トリアー監督が北欧出身だっけ?てことと、名古屋のドラマー・山下さんのTRISPACEという北欧JAZZを思い出すくらい。つまり、それ以外にはさほど思い入れがなかったのです。

ダメですね、やっぱ。良さそうな雰囲気だけでなんかしようとするのは。外見だけで中身の無い人々の仲間入りするとこでした。

ということで、北欧風ではありながら、漆喰の調湿効果を取り入れ、全館換気システムで管理された健康的な空間。敏感な子供達が綺麗な空気を歌声に変換できる場所。

EMI music studioを今後ともよろしくお願いします。そろそろこのWebサイトは正式公開となります(そろそろってじゃあ、今まで誰に向かって文章書いてたんだよ。←アーカイブということで、、)。

季節の変わり目。御身体、御自愛を。





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JazzとHip-Hopの親和性に日々悩み、3連符を12分音符と呼ぶ人とは距離を置きつつ、Klo Pelgagが近鉄バッファローズのキャップかぶってるのを見て世界の自由さに嫉妬する毎日。バリー・ユアグローの文学から、着地は樋口毅宏先生。辛い時は、ハンス・ランダの高笑いを思い出す。
絶賛育児中の愚筆家。