2歳の息子と「おさるのジョージ」劇場版をNetflixで観ていた。息子に「お前、ジョージに似てるなー」と言ったら首を横に振る。
挿入歌はジャック・ジョンソン。「これ歌っている人もジョージに似てるんだよー」と言ったら首を縦に振った。
私がアルゼンチンJAZZとデヴィット・ラクシン辺りをMC7000でMixしている横で、奥さんはやたら古いオペラのコンサートをテレビにミラーリングして拍手しているという、2歳児には大変住みにくい生活環境なのですが、息子はたくましく名曲「キッチンオーケストラ」を歌い続けている。そんな音楽偏食家の家庭、ジャック・ジョンソンとかベタなの聴かないでしょ?と問われると、いやいやなんの、答えはNOである。
The Black Eyed Peasがサンプリングする前から「Gone」が一番だってことは分かっているし、ドロップされているベストライブ音源はもちろんiTunes Liveの一曲目だ。
2011年の3月名古屋公演にも足を運んだし、その翌日に東日本大震災が発生、ジャック・ジョンソンの発表した声明に涙した記憶もある。当然だが、G.Loveとの音源も全てチェックしている。
とにかくテラスハウスのアーマンといい、一流のフラダンス関係者といい、ハワイのゆるい空気感というのは独特だな(その空気感、スピリチュアルアンチな私は非常に苦手です)。
さて、それはどうでもよくて、言いたかったのはその劇場版ジョージの仕上がりがそこそこ良かったということです。公開からだいぶ経ち、今更感がありますが。
おさるのジョージの幻影が鉄塔に映り込み、巨大化したジョージがタワーに登っているアングルは、エンパイアステートビルで吠えるキングコングですし(ピータージャクソン版ではなく、もちろん1976年版ね。)、「プリンセスと魔法のキス」に匹敵するカラーコーディネートを施されたオープニング映像は圧巻です。
キングコング・髑髏島の巨神が去年公開され、Netflixでも現在鑑賞可能なのでセットで観ると最高かもしれません(そーか?)。作品のレーティングはPG12なんですけど、問題あるシーンはほぼ無いです(ちなみにPG12はペアレント・ガイダンスなので12歳以下は親の指導・助言が必要なだけです。R指定とは根本的に違います。この辺りを理解したい場合はヘイズ・コードのお勉強から始めてください。その抑圧を徐々に破ろうとする作品群は今見ても爆笑でかっこいいです。しかし、直接表現の禁じられたことによって物語のメタファー文化が加速してくるのですが…割愛!)。息子はキングコングのラストシーンのモノマネが超うまいですし、タコの踊り食いシーンと、ここは任せとけ!の手榴弾シーンは親子で爆笑しながら20回は観ました。
と、まー映画や音楽の話はどれだけでも続けられますが、ふと最近ここが音楽教室のブログであることに気が付きました。幼い我が子に音楽でも学ばせてみるかとネットで色々調べて、このホームページにたどり着いたとしてですよ?ちょっとブログでも読んでみるかとクリックしたら、キングコングがどーこーとかタータンの彼氏・いしだ壱成がどーこー書いてあったら即スルーですよ、普通。キングコングブログ読んで、ここ楽しそう!となる方は、映画リテラシーが高いか、よっぽど嗅覚が鋭いか、最高に高尚な芸術センスを持っているわけですが。子供の芸術表現にも理解がある素敵な保護者様です。
逸れますが、私も子を持つ親として考えると、息子の感性がシュールレアリズムに傾倒していったらニコニコとしていられるでしょうか。本来ニコニコしてないといけないのですが。
教室の近況はですね、、ちょっと風邪が流行っています。ので、換気を多めにしています。笑
春は桜が咲いてなんか新しい気持ちになる、と言いますが、私のような未練がましい人間はそのピンクがあまり好きではありません。どちらかというと別れのほうに意識が向いてしまうからです。学生の頃も春の新鮮な環境というより、離れた仲間・先輩・後輩・恋人の身を案じ(さすがに「あいつも今頃どこかでこの満開の桜を眺めているのかなー」なんてボキャブラリーのないオッさんみたいなことは考えないにしても)空を眺めながら桜餅を齧ったものです。そして、この巻いてある葉っぱって食えるよね、いやヤバイのかな?やっぱ食えるよね?と自問自答しているうちに過去の風景は消えていくのですが。
春、生徒たちは様々な選択と決意を持って未来へと進んでいく。春、ここを離れるかもしれない。私はそれをただ眺めるのだ。小さな頃の影を重ねて、一緒に音を鳴らした歌を口ずさんで。右手には桜餅。でもこれ葉っぱわざわざ塩漬けしてあるんだから、食っていいんだよね?
いきなりですが、初見の方にご挨拶。Emi music studioと申します。どうぞご贔屓に。
そしてご贔屓筋の皆様、お寒うございますなー。まず健康で。














