30分の煮詰め方。





「物は考えよう」という諺がありますが、本日、世の中は衆院選、天候は台風21号接近中の中で行われた伝説的な当校のコンサートは消化が難しい。それはネガティヴな意味ではなく、ましてや、ポジティブでもない。まさに、セットリスト1曲目「運命」的な世界だ。

警報が出たら即中止という状況で2時間用のコンサートが始まり、開始早々「あと30分!」と宣告される運命。最高に興奮した。エイジングビーフや水揚げしたての鮮魚、タラバ蟹とロブスター、シャトーディッサンの赤ワインまで揃ってる。どれをどの順番で食べてもらおうか、相手はお腹ペコペコだ。

純粋に曲を眺める。不思議とね、光るね、セットリストの文字が。最高に幸せな時間がね、始まるよね。そこで音を出す人と、その音を聴いてくださる人、同じ空間で同じ方向を向くわけです。よく言う「シェア」ってやつです。

「まだ雨大丈夫じゃん」とか「もうちょっとやってもいいじゃない」と言うことではなく、頂いた30分を煮詰めるわけです。緊急時には濃い味が欲しくなりますからね。

心地よい不思議な脱力感でソファに寝転んでいます。凄い一日だったな。毎日これぐらい刺激的だったら、幸せかな。疲れるか。脳内が今日の出来事を処理するにはもう少しかかりそうだ。

冒頭の「物は考えよう」に答えを見つけるなら。

今、読んでくれているあなたが、初めてこのサイトを訪れたあなたが、10月22日、世の中は衆院選、天候は台風21号接近中、あさけプラザのホールで私達と運命をシェアしたあなたであることを願うばかりです。

荒れる雲に向かって、ぼよよん!と飛び上がったあなたであることを願うだけです。

憎らしくもない台風、風が強くなってきた。
まずは安全に。





コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


ABOUTこの記事をかいた人

JazzとHip-Hopの親和性に日々悩み、3連符を12分音符と呼ぶ人とは距離を置きつつ、Klo Pelgagが近鉄バッファローズのキャップかぶってるのを見て世界の自由さに嫉妬する毎日。バリー・ユアグローの文学から、着地は樋口毅宏先生。辛い時は、ハンス・ランダの高笑いを思い出す。
絶賛育児中の愚筆家。